NHKニュースで認知症機能が低下すると死亡事故につながる原因に
高齢者の交通事故原因は認知機能低下によるって本当なの?
交通事故は昔に比べて減りました。
でも毎年一万人くらいは交通事故で亡くなっています。
今日、久しぶりにNHKのニュースをみていました。
すると昨年死亡事故を起こした75歳以上の方で
半数近くの方に認知機能検査で
認知症のおそれとなっていました。
または認知機能の低下のおそれありです。
こういう結果が出ても運転免許証を
更新できる制度になっていることが問題です。
これは医師にも責任があります。
なぜならば、
「認知症のおそれあり」と結果が出たら、
医師の判断が必要になるからです。
この判断基準が甘いから
運転免許証の更新ができたのです。
そして案の定、交通死亡事故を起こしてしまいましたね。
このニュースを見たときに
私は思いました。
このままでは
もっと高齢者の交通事故は
増えると思います。
そして他人が高齢者の交通事故に
巻き込まれる可能性があります。
これが一番怖いことです。
きっとこの事態を打破するために
今の制度は変わるはずです。
多分予想されることですが、
お年寄りの運転免許証の更新が厳しくなるでしょう。
これ間違いないです。
念のためにニュースの記事を紹介しますね。
↓ ↓
昨年1年間に交通死亡事故を起こした75歳以上のドライバーの2人に1人が、認知症や認知機能低下の恐れがあると判定されていたことが警察庁のまとめでわかった。警察庁は、運転免許証の自主返納を促すなどの対策を進める。75歳以上のドライバーによる死亡事故は昨年、418件(前年比41件減)で、過去10年で2番目に少なかった。
75歳以上のドライバーについては、免許更新時や逆走など一定の違反をした時に、認知機能検査が義務づけられている。「認知症の恐れがある」(第1分類)、「認知機能低下の恐れがある」(第2分類)、「低下の恐れがない」(第3分類)のいずれかに判定され、第1分類は医師の診断を受けなければならない。
警察庁によると、昨年に死亡事故を起こした75歳以上418人のうち、免許更新前だった33人をのぞく385人の検査結果は、第1・第2分類の判定が189人(49%)だった。昨年までの3年間に検査を受けた約525万5千人で、第1・第2分類とされた人は32%だった。警察庁は、認知機能の低下が事故の発生に影響している可能性があるとみている。
75歳以上のドライバーが昨年1年間に起こした交通死亡事故は418件。死亡事故全体に占める割合は12・9%で前年より0・6ポイント減少した。高齢運転者の認知症対策を強化した改正道路交通法が昨年3月に施行されたことの影響について、警察庁の担当者は「全体に占める割合の減少はわずかで、影響の有無はまだ判断できない」としている。
警察庁によると、75歳以上のドライバーによる死亡事故は2008年410件で、14年は471件に上った。死亡事故全体に占める割合も増加傾向で、16年は13・5%に達していた。(朝日新聞)